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* * 二日後。 彼の姉から伝えられた会場へ、 午前9時半に向かった。 心が落ち着かず、 10時迄待っていられなかった。 会場へは既に彼の姉と知り合いが来ていた。 「あ、亜理子!」 彼女は、 ふんわりしたレースが あしらわれた 漆黒のワンピースを纏っていた。 「はい。 これ。修太から貴女への 手紙よ。」 「有り難う。」 白い封筒に彼のか細い字が踊っている。 「あ…私、今日長く此処に居られないの…」 「…じゃ、 今、 最後に…?」 私は、コクンと頷き 彼女に着いていった。
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