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季節風、桜
風に舞う君の髪
出会った季節に
君と別れた
惑う初めての
場所に立ったとき
共に惑う君
恋が芽生えた
明日からの情景
隅に寄せた過去
気持ちの先に消えた夢物語
刻んだ傷
忘れたいのは
ハラハラ落ちる桜と心
涙さえ今は
さくら色に染まる
季節風、君と
出会えた季節に
それぞれの道と
別れ告げるよ
君が為、僕は
君を遠ざけた
二人の間に
揺れる桜と、涙風
好きなのに、何故って
良く人は言うけれど
それって逆に
答えがあるとすれば
好きだからじゃない⁉
季節風、空に
舞い上げろ、桜
涙さえ空に舞い上げてしまえ
孤独なんてない
いつもこれからも
さよならは言えない
胸(ここ)にいるから
季節風、桜
風に舞う君の髪
出会った季節に
君と別れた
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