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卵焼きより花井が卵焼きを食べる時の唇の方がうまそうだった。
「しょーがねぇなぁー」
花井は押しが弱い。だから花井は俺の言うことは何でも聞いてくれるんだ。
「俺も花井の卵焼き食べたいwww」
水谷は花井にお願いしている。
(なんだよ!俺と花井の間を邪魔すんな!!)
俺はなんだか水谷にもイラッとしたが、阿部の次の行為で泣きたくなった。
「もらい」
「おっ、おい!阿部!!」
阿部は花井の弁当にある卵焼きを手でつかみ食べる。花井は顔を真っ赤にして叫ぶ。俺はここに居たくなくなり走って屋上を出た。その時花井が呼んだ気がしたが今はそれどころじゃなかった。全力で走る。
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