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1人の男性が
近付いてきて
華菜と親しげに
話をしている‥。
私は話に入れないため
店内を見回した。
『愛羅、行くよぉ。』
気付いたら少し離れた
所から手招きしている。
慌てて小走りで華菜の元へ
向かうと色んな人に
見られてるのがわかって
少し恥ずかしかった。
『華菜じゃん。』
『今日は2人?』
『‥あの子ウザッ。』
ボックス席にいる女の子が
聞こえるように華菜の
悪口を言っている。
なに‥こいつら‥。
それに気付いた
華菜は私に耳打ちした。
『愛羅は気にしなくて
いいからね?』
「‥」
訳もわからないまま
コクンと頷くしか出来ない。
この状況の説明を後で
聞くことになる―‥
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