日常

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翌日、昨日の夢見が悪かったせいか、朝から体調がすぐれなかった。 お陰で午前中の講義は、ほとんど頭に入らなくてノートも取っていなかった 『どうした? 直人、なんか目が死んでるぞ』 声をかけてきたのは、いつも一緒につるんでいる 橋口 良(はしぐち りょう)だった。 短めでサラサラの髪に、切れ長の目、淵なしの眼鏡をかけている 一見、クールでプライドが高そうな感じがする奴だが、話すと下ネタ好きのいい奴だ 「あぁ、朝から絶不調だよ……」  『頑張り過ぎじゃねぇの? あっちの方?』 やっぱり、こいつはそう言う方に話しを持っていく
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