01,死ぬ気弾のせい

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「うん…そう、だけど…」 きょとんとしながら、 首を傾げてリボーンを見た。 「さっき、ツナが 仲直り出来なかったらって ずっと煩かったんだぞ。 …この様子だと、 仲直りしたみたいだな?」 「んー…まぁ、そうかな…?」 苦笑しながらツナを見たら、 ツナは嬉しそうにしてから 安堵の息をついた。 「お前…、ツナが 変わったって言ったな?」 「え…あ、うん…。」 こくんと頷くと、 リボーンはにやりと笑った。 あたしは、不思議に思い 首を傾げた。 「それは 死ぬ気モードっていうんだ。 コレで、死ぬ気になる。」 リボーンは何故か、 それを詳しく説明してくれた。 なんか…、 夢見たいなことだけど… 現に隣のツナは リボーンの説明した通りだ。 とりあえず、あたしは それを信じることにした。 ただ、ツナが死ぬ気弾という 銃弾でそうなっていると わかったら、なんとなく 不安は消え去った。 「それって 死ぬ気弾のせいなんだよね? じゃあ、ツナは あたしの知ってるツナ なんだよね?」 最後にそう リボーンに質問すると リボーンは またにやりと笑い頷いた。 「ただ、これから 変わっていくけどな。 マフィアのボスに、な?」 「マフィア…?」 きょとんと首を傾げると慌ててツナが リボーンを止めた。 「お前、やめろよ! りんこは、関係ないだろ!」 「いや、ある。 あいつはいずれお前の"強さ"に なるんだからな。」 「はぁ…?なんだよ、それ…」 「時がくればわかる。 まぁ…女は大事にしろよ?」
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