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不安が
本物の恐怖に
変わった。
もぅ、
ダメだ、と思った。
「なんで、こんなときに
喧嘩しちゃったんだろ…」
屋上で寝転がりながら、
後悔していた。
イライラを勝手に
募らせていたのはあたしであり、
ツナは別に悪くない。
なんで、
当たっちゃったんだろう…
後悔をすればする程、
後悔が深くなり、
その中にあたしは
のめり込んでしまった。
仲直り出来なかったら…
怖くて怖くて
考えられないけど
そうだったら…
どうしよう…
すると
丁度そのときだった
あたしの"知らない"ツナが
あたしを探しに来た。
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