270人が本棚に入れています
本棚に追加
ここは天国七丁目町内会室
そこには二人の老人が地上を見下ろしていた。
二人の目には今にも殺されそうな少女が映っている。
なんと、少女は一人の青年に刀を向けられているのだ。
?「ばあさん、あの状態をどう思うかい?」
一人の老人がもう一人に聞く。
婆「琴音が殺されそうになってるとしか見えないのぅ……。じいさんはどう思うかい?」
爺「わしも、ばあさんと同意見じゃ。」
どうやら、この老人達は、刀を向けられている少女、美和琴音の祖父母らしい。
天国からは地上の声が聞こえないので、二人は刀を持っている人物が何処の誰かわからない。
二人には見守る事しかできないのだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!