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＿＿＿＿＿ざわざわ
「5組はﾒｲﾄﾞ喫茶やってまーす♪是非来てくださーい」
「うわー!!!可愛ー!!写真撮らせてもらってもいいですか？」
「店に来てくれるなら♪」
「もちろん!」
伊吹は持ち前の口で客を集めた。
女装していても堂々とした態度で宣伝していたので、隣でちんまりと宣伝している由城は目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁとしていた。
「恥ずかしくないのかな？こんなに短いﾒｲﾄﾞ服……」
＿＿＿＿＿ぴらり
「なんだ、ﾊﾟﾝﾂは男物か。つまんねぇの」
「!!!??かかか…楓兄ちゃん///」
由城のｽｶｰﾄを後ろから捲った男は、由城のいとこの
萩沼 楓(ﾊｷﾞﾇﾏ ｶｴﾃﾞ)
「こんな人集りで捲らないでよ!!」
「ん？二人きりならいいのか!!」
違う!!!!
「ｷｬｱｱ♪由城可愛い～」
「若いっていいね、短くても許せるから」
楓の後ろから
楓の妹の
萩沼 明衣(ﾊｷﾞﾇﾏ ﾒｲ)
と
先日楓と結婚した
萩沼 淳子(ﾊｷﾞﾇﾏ ｱﾂｺ)
も来ていた。
「みんなで来たの？」
「始めは淳子姉ちゃんと二人で行くつもりだったのに」
「邪魔なやつが付いてきたの。せっかく明衣ちゃんと二人で…………ﾁｯ」
淳子は楓を後ろから睨んで舌打ちをした。
恐いなぁ…；
＿＿＿＿＿＿ﾋﾟﾛﾛｰﾝ
「保存………と☆」
「!!!!!;なﾞ…!!!」
知らぬ間に楓がｹｰﾀｲで由城の写真を撮った。
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