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暗がりの中から姿を現したのは
…メアリーという名の美少女だった
なぜか漆黒のマントを着ている
「こんばんは♪高野京谷君♪」
柔らかに挨拶をしてくる
(なんでだろう…なぜか分からないけど…怖い)
嫌な予感を感じた
すると
「ねぇ…京谷君♪ちょっとお願いがあるんだけど…?」
かわいい仕草をしながらジリジリ近寄ってくる
仕草はかわいいのだが目が殺気を放っていた
「わ…!?何だよ!!一体!!」
俺は思わず後ずさる。
しかし
「ねぇ…お願いがあるだけなんだけど…なんで逃げるの?」
逃げる俺を追い詰めるようにジリジリ迫ってくる
人間としての本能の様なものが危険を告げる
(なにかヤバい事をされる気がする!)
そう思いつつさらに後ずさりする
が、
ドンっ…
(…!?)
運悪く公園のトイレの壁にぶつかってしまった
少女がジリジリ迫ってくる
「ま…待て!何する気だ!?」
「ふふ…♪」
質問には答えず、さらに近づいてくる
(っ!)
俺は何か恐ろしい事をされると思い目をつぶった…
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