白熱

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「ん~…?」 俺が目を覚ましたのは自分の部屋のベッドだった 「あれ?俺…どうやって帰ってきたんだ…?」 確かルダクを倒してから急に眠くなってそのまま意識が無くなったはずだ 「…今何時だ!?」 パカッ 携帯を取りだし時間を確認する 「20:00…夜8時か…学校サボっちまったな…」 そこで俺はおかしな事に気づく 「あれ…?18日?」 ルダクと戦ったのは15日の早朝だったはず… ということは? 「俺…3日と十数時間も寝てたのか…」 ありえない睡眠時間である 『仕方ないですね、あれだけ体を酷使すれば』 ポケットの中から声が聞こえてくる 「おぉエリス、おはよ」 『今はあいさつより、ご自分の周囲を見渡す事が重要だと思われます』 「ん?」 俺はベッドに寝転がったまま横を見る そこには 「す~…すー」 ベッドによりかかり、寝息をたてて眠っているメアリーがいた 「いや、まぁ別にこいつはいいんじゃないのか?」 『いえ…そちらではありません。もっと奥に視点を合わせてください』 「え?」 言われた通り目線を移すと そこには… 「は…!?」
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