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「あっ！！やめろって！」
「ねえねえ！あなた家の京谷になにかされた？」
(俺の話なんざ聞いちゃいねぇ…)
「！？」
メアリーも今の状況を飲み込んだようだ
(頼むぜ…下手な事は言うなよ～)
「質問に答えてよ～」
まるで子供の様にじたばたする
(ま…まずい妙なスイッチが入っちまった)
「えっと…なんですか？」
(律儀に聞き返さなくていいって！)
「だ～か～ら、京谷と口では言えないような事をしたの？」
(お～い…さっきと質問が違うような…)
「え！？ぅええ？」
ボンッ！！
メアリーの顔がみるみる赤く染まり、まるでゆでダコのようになった
「ちょ！！なに考えてんだ！？」
「ふむ…すでに密接な間柄…と」
(まてい！俺は何もしていないぞ！？)
(こ…このままじゃ…)
確実に勘違いされてしまう
「お…おふくろ！こいつ起きたばっかで混乱してるんだ！質問はやめてくれ！」
「えー…」
露骨に嫌そうな顔をする
「せっかく京谷をおちょくるネタが出来たと思ったのに…」
母親はしぶしぶ去っていった
(ふぅ…一難去ったな)
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