1373人が本棚に入れています
本棚に追加
嵐(母親)が去った後
「おーい…メアリー…?」
反応が無い
ゆでダコになったままフリーズしている
「戻ってこーい」
ペシペシ
軽く頭をたたく
「はひゃ!」
珍妙な声をあげてメアリーは我に戻った
「…おはよう」
「お、おはよう…」
ビミョーにまだ赤いがもう大丈夫だろう
「ハァ…お前なにを想像してたんだ…完全に誤解されたぞ」
「えっ///いやだからそれはその…」
メアリーはちょいちょいっと手招きした。どうやら内緒話のようだ
「なんだよ…」
仕方なく耳を近づける
消え入りそうな声でメアリーは言った
(あ…あのね…京谷に抱きつかれた時の事を…思い出したの)
「は…?」
それだけ?
「あの…それだけ?」
「え…うん///」
頬が染まってる
(なんつー純情さんだ…)
最初のコメントを投稿しよう!