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「え~別にいいじゃん吸わせてくれても…」
とかわいらしく上目づかいで訪ねてくる
男の理性が揺らぐ光景だった
(ダメだ…騙されるな…ここで、はいと言ったら殺されちまう!)
自分に言い聞かせつつ反撃する
「うっせえ!なんと言われようと死ぬまで吸われるなんてゴメンだ!」
「じゃあ仕方ないな~♪実力行使♪」
再び美少女の顔が近づいてくる
「まて!!くっ…!なんでお前こんなに力が強いんだよ!?」
俺の両手はいつの間にか少女の両手に押さえつけられていて、しかもすごい力だった
「あったりまえじゃん私、吸血鬼だもん♪人間より力が強いのは当然♪」
「は…!?吸血鬼?現代にそんなのいるのか!?」
漫画や小説ぐらいでしか知らないぞ…!?
「失礼ね!現にあんたの血、吸ったじゃない!こんなこと人間にはできないでしょ?」
…確かに吸われたな、かなりたくさん…
どうやら本当に吸血鬼のようだ…
「さ~てと久しぶりに見つけた美味しい血だからたっぷりいただこうかしら~♪」
(まずい…このままじゃ本当に殺されちまう!何かないか…助かる方法は!?)
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