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「じゃあな…また血が戻ったら伝えてやるよ」
ようやく解放された俺はすっかり遅れたお使いを済ませるために歩き出した
「うん♪楽しみにしてるよ」
(…あまり楽しみにされても複雑だ…)
公園で吸血鬼と別れ、コンビニで買い物を済ませて家に帰った(帰りは怖かったので公園は通らなかった)
「ただいま~」
「お帰り。遅かったわね~?」
「ああ、コンビニの雑誌コーナーで立ち読みしてたんだ。」
俺はとっさに嘘をついた
「お使いより立ち読みが大事なの?…まぁいいわお風呂沸いてるから入っちゃいなさい」
「う~い」
どうにかごまかせたようだ
脱衣場に入り服を脱いで湯船に浸かる。
「はあ~気持ちいい♪さっきは嫌な汗かいちまったからな~」
しばらく湯船に浸かり体と頭を洗って風呂をでる。
(おっ…と)
血が足りないのに湯船に入ったせいかクラクラする
(まずいな…今日は早く寝よう…)
そう思い2階の部屋に入った
そこには…
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