美少女編入生!!

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キーンコーンカーンコーン… 俺が席について少しするとチャイムが鳴った ほぼ同時に先生が入って来る。 今年の担任は厳しいことで1年の時から有名だった老教師、倉田(くらた)誠二郎(せいじろう)、通称倉Tのようだ。 「みんな席につけぇ!!」 倉Tの一喝で教室中に散らばっていた生徒達が慌てて自分の席につく。 全員が席についたのを確認して倉Tは話を始めた 「みんな貼り紙を見て知っとると思うが~このクラスには編入生徒が来る。少し特殊な子じゃが大丈夫かの?」 その時、倉Tをさえぎって質問の声が上がった 「その子は男ですか女ですか~?」 「そうだそうだーどっちなんですか~!」 クラス中から声が上がる 倉Tは話をさえぎられたので多少不機嫌になったが 「女の子じゃよ。」 と 答えた その途端男子からは 「おお~♪」 喜びの声が上がり 女子は 「ねぇどんな子だと思う?」 と ひそひそ話を始めた 「さて…みんなも気になっとるようじゃし、さっさと済ませるかの…さぁ入ってきなさい」 倉Tが呼びかけると教室のドアが開いた。
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