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委員決めetcが終わり下校時間になった。
今日は授業は無いので早く帰れるのだ。
その帰り道、三谷に編入生の事を話した。
「なにい?編入生は女の子でしかも外人さんの超絶美人でさらに席がお前の隣だとぉ!?……いっぺん死んでみるか?」
三谷は拳を握りしめ振りかぶる
「待て待て!!全て先生が決めた事だ!俺に言うな!」
殴られるわけにはいかないのでなだめる。
「ち…しゃあねえな」
三谷は振りかぶった拳を下げた。どうやら危機は去ったようだ
三谷が話題を変える
「じゃあその子、何の委員に入ったんだよ?」
うちの学校は必ず何かの委員に入らなければならない。
もっとも委員といっても月1の活動以外はヒマなのだが
「ああ、環境委員になってたよ。」
環境委員は活動の時に学校のゴミ拾い等をするちょっとめんどくさい委員だった
「へ~よくあんなめんどくさいのに入ったな~」
「何でも学校の事知りたいから歩き回れる委員がよかったんだとよ」
結構変わっている
「そ~か…じゃあお前は何の委員に入ったんだ?」
(できれば言いたくないな…)
「俺は………」
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