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いつも手の込んだ食事を作ってくれた彼女。
自分が好きな食事を作るのが大好きで、料理は抜群に上手でした。
二人で食べるご飯って本当に美味しいんだよね。
残りのご飯でいつも、おにぎりを握ってくれたっけ。
食べ歩きも大好きだった彼女。
決してたかいものではなくても、
いつも二人で美味しいものを食べに行ってたっけ‥。
今でもたまに、
一人で食事わとるとき、
切なくなり、
涙が時々止まらなくなります。
そして彼女が好きだったものは
あまり食べたくない。
彼女とよく一緒に行った店にいくことはないでしょう。
もう二度と
一緒に食事が出来ないから。
今年の七夕の日、彼女はこの世を去りました。
この間、ある会合で、参加者が持ってきた新米で、
お店の人がおにぎりを作ってくれました。
私は彼女を思い出し、
涙を流しながら、
そのおにぎりを頬張りました。
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