遥か彼方へ

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遥か彼方へ

  あの雲を越えて、僕はどこまで行けるのだろうか.   そしてそこには何があるのだろうか.   欲望が渦巻くこの汚い世界.   その世界で光を求めるのは無謀な事なのだろう.   光を求める事でさえ欲望なのだろうか.   人間は欲望の塊なのだろうか..   もし今僕が一つ願いを言うならば、地平線の向こう側の世界はイジメが無い世界であって欲しい.   完全に無くなれとは言わない.   光を求め過ぎると、はねかえされてもっと深い闇に墜ちるから.   だからちょっとずつ.   ほんのちょっとずつでいいんだ.   あんな思い、他の人には味わってほしくない.   あんな痛みは....  
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