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ミクはこのままねていた。
だってミク、まだおしゃべりできないんだもん。
来てくれたのに、ごめんね。
……ゴメンナサイ。
「寝てたんだ……」
サトミさんが、そう言った。
ガッカリしちゃったのかな?
帰っちゃうかな?
でも、サトミさんは帰らないみたい。
ずっとミクのそばにいてくれた。
そして、また、足音がした。
サトミさんがはなれていく音。
帰っちゃうんだ。
「あっ」
サトミさんが声をだした。
ミク、ちょっとビックリしたけど、おきたりしないで、ねたままでいた。
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