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「どうぞ」
優は侑に紅茶を差し出した。
侑はそれを受け取り、飲んだ。
え…?
と侑は心の中で呟いた。
「美味しい…」
思わず口に出してしまった。
侑がしまったという顔をしていると、優は優しく微笑んで
「光栄です」
と言った。
侑は赤面した。
笑った顔がとても優しくて…それに優はずっと、自分から目をそらさなかったから。
侑は恥ずかしかったから視線を下に落としてから優に聞いた。
「なんで私の好み…
知ってるの…?」
「僕はお嬢様の事なら
何でも知ってますよ。
今日の下着の色もね…」
優はニヤっと笑って言った。
侑は更に顔を紅潮させた。
そして
「ばかっ!///」
と言って、近くにあった枕を優に投げつけた。
しかし
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