下らない任務

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フォースブレイク本部─     リュードは、アレンと共に本部へ戻り、次の任務があるという事で、リュードは会議室にて、任務内容を聞いていた。   「…俺に魔法学校に通え…それが任務か?」   「ええ、そうよ…」   レミリアは、引きつった笑顔で頷いた。     「…その魔法学校で何をすれば良い?ただ通うだけではあるまい?」   「いえ…ただ通うだけよ…」     リュードは呆れた様にため息を吐いた後、視線をレミリアに戻した。   「その任務は、戦争を終わらせる為には必要な事なのか?」     リュードの問いに、レミリアは静かに首を横に振った。   「分からない…。 でも、創設者がそう言ったのだから、きっと理由があると思うの」   「理由…か…」   リュードは鼻で笑うと、レミリアに背を向けた。
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