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「ちょっ!?リュード!?」
リュードは、アレンの呼び掛けに答える事なく、バサバサと魔物を切り倒していった。
「ハァ…強行突破何て君らしいね、全く…」
アレンは呆れながらも、リュードとは逆方向に居る魔物の群に杖を向けた。
「サンダートルネード!」
アレンがそう叫んだ瞬間、魔物の群の中央に雷を纏った竜巻が発生し、魔物達を吹き飛ばしていった。
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魔物の群は、リュード達の攻撃により、徐々にその数は減っていき、とうとうその数は、最初に出てきた数の半数以下まで減っていた。
「グウゥゥ…」
魔物の親玉と思われる一際大きな狼に似た魔物は、唸り声を上げ、暫しリュード達を睨んでいたが、諦めたのかその魔物は元居た森の中へと去って行った。
それを見た魔物達は、連られるかの様に徐々に元居た森の中へと消えて行った。
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