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大好きな君の
元へ向かう事が
こんなにも
苦しいとは思わない
大好きな君に
こんなにも早く
会えるとは思わない
大好きな君が
こんな姿になってまで
僕を必要と
してくれたなんて思えない
消えていった君の声は
まだ僕の中にちゃんとあるよ
消えていった君の笑顔は
ちゃんと皆覚えているよ
残された君が
例え物に変わってしまっても
僕はきっと
君を愛していたよ
別れを告げる事さえ
出来なかった僕に
こんな事を言う資格は
無いのかも知れないけれど
無数に伝う涙と共に
キスを落とし
君を抱きしめた
それが
最後の再会だった
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