桜咲く
9/20
読書設定
目次
前へ
/
23ページ
次へ
しかし、私の手はするっと彼の腕を通り抜けた。 ―…えっ? 予想もできなかった現象に驚いて、自分の両手を思わず見つめる。 そのまま両手で自分の顔に触れてみると、その手にはきちんと感触が伝わってきた。 ―…さっきのは何? もう一度確かめようと先に進んでいる彼に向かい走りだす。 そしてそのまま彼の背中に手を伸ばした。 すっと今度は体ごと、彼を通り抜けた。
/
23ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!