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…篤美の検査から数時間後…
篤美:『斉ちゃん…どぅだった?』
誠:『…………』
険しい表情をしている誠に篤美は…
篤美:『………ぁ…ぁと…どのぐらぃなの…?』
篤美は悟った…病気が…悪化している事を…そして…自分の寿命をひどく震えた声で恐る恐る誠に聞いた。
誠:『…これ以上悪化しなければ…高校…卒業ま…で…だ…』
誠も…篤美に伝えるのに…声が震えていた。
篤美:『……そ……か…』
誠:『ッッ………まだ諦めるな!!…まだ見込みはある…!!!!』
震えた声で必死な誠に篤美は…
篤美:『…ぅん…そぅだね斉ちゃん(微笑)』
っと笑顔で答えていた。でも、篤美はわかっていたのかもしれない…誠に篤美の病気を治す事が出来ない事を…けれど…誠が自分のために必死になってくれているのを見て…誠に笑顔で答えたのかもしれない…
++’
…篤美が帰った後の誠の診察室…
誠:『クソッッ』
Σガンッッ
壁に拳をぶつける誠
誠:『俺は…俺は…救いたいのに…何も出来ないのか…クソッッヤロゥ!!』
Σガンッッ
自分の頭を壁にぶつけた。
誠:『クソッッ』
誠は自分が何も出来ない事に…自分を責めていた。
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