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とりあえず、りょうから開放された僕は、朝7時まで、ゲーセンで遊んでいた…
それから、普通に学校へ登校していた。
そんな昼休み…
俺はいつものメンバーと食堂で飯を食べていると…
俺の右ポッケに入れていた携帯がブルブル鳴っていた…
画面を見てみると…
「バブリー」
とりあえず、席を立ち食堂裏へと行った。
「もしもし?」
「あ、泰平くん?」
「どうかしました?」
「いや…あたし今日休みだから会えないかなと思って…」
ん~
どうしよっかな~。
「何するんです?」
「いや…あたしは会えるだけでいいんだけど…」
「どこで?」
はっきり言うと…
バブリーの家は天神…
あんな若者が多い町で、あまりに年の差を感じさせるバブリーと一緒に歩きたくない…ってのが本音であって…
「バブリーさんの家に入ってみたいな…」
家の中なら、人目を気にしなくていい訳で…
「じゃあお料理作って待ってるから♪いつぐらいに来れる?」
オイオイ…俺何にもしてないのに、何だ?
もうメロメロかよ…
とりあえず、学校が終わって着替えて天神となると…
「夕方6時くらいなら…でも、今月金欠で…電車代すらもったいないくらい、ピンチなんすよね?だから、月末の給料入ってからじゃダメっすか?」
「電車代くらい、あげるから?ね?」
あら?
どうゆう事だ?
男=金
じゃなかったのか?
バブリーのこの心境の変化は何だ?
「でも…何か交通費貰うってのも悪いし…」
「気にしないで…ね?待ってるから。」
そう言ってバブリーは電話を切った…
一体何事だ?この変貌ぶりは…とりあえず、会っても探り探りでいかなければ…理由がわからない事には……
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