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とある農業高校の、部室裏…
そこに、ヤンキー三人に囲まれた、僕と良平…。
「お前ら、何か調子乗ってねぇや!?一年のくせに何や!」
二年生なのか、三年生なのかよく、わからない先輩達は、どうやら新一年生を小突くのが、お好みらしい…。
「俺らが、何かしたんすか?」
おいおい…良平さん、また煽るような事を…。
「はぁ!?そうゆう口の聞き方がムカツクったい!!」
「先輩達何年すか?」
「二年たい!だけん何や!?てか金髪のお前!!どこ中や?口の聞き方がなってねぇったい!」
「たかが一年早く生まれただけで調子にのんなよ!」
さっきまで、ニヤニヤしていた良平の顔は豹変していた。
「あ、あ、先輩すみません…コイツちょっと…おかしいんですよ。」
僕は乱闘だけは避けたかった…。
だって、痛いの嫌だし。
「泰平、邪魔すんな!」
そこには、鬼の様な顔の良平が…
僕は、その顔に少し恐怖を覚えたのか…少し寒気がしていた。
その時、またヤンキーが増えた…
「お前ら何しよ~とや?」
「ちょっとこいつら生意気やけん、しめてやろうと思ってさ…。」
最悪…
これで、5対2…
この後は言うまでもなく、二人揃ってボコボコ…
流石に五人相手には何も出来なかった。
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