①本日罰ゲーム

3/7
前へ
/88ページ
次へ
俺はいつもどおり夜11時にバイトを終える。そして、同じバイト仲間のあいつが終わるのを待った。   なんだかやけにドキドキしてきて、何度もやめようかと迷っていた。     『―――…来たっ!!』   「あっ、千秋クンまだいたんだ?おつかれさまぁ~」   俺の迷いにまだ結論が出ないまま、仕事を終えた春香がやって来た。   「…おう、おつかれぃ。」   ふわふわの巻き髪、長いまつげにパッチリ二重。いつも女の子らしい私服と仕草にシャンプーのいい香り。色白でちっこくてきゃしゃな春香は誰がどう見ても可愛いかった。
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

81人が本棚に入れています
本棚に追加