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俺はいつもどおり夜11時にバイトを終える。そして、同じバイト仲間のあいつが終わるのを待った。
なんだかやけにドキドキしてきて、何度もやめようかと迷っていた。
『―――…来たっ!!』
「あっ、千秋クンまだいたんだ?おつかれさまぁ~」
俺の迷いにまだ結論が出ないまま、仕事を終えた春香がやって来た。
「…おう、おつかれぃ。」
ふわふわの巻き髪、長いまつげにパッチリ二重。いつも女の子らしい私服と仕草にシャンプーのいい香り。色白でちっこくてきゃしゃな春香は誰がどう見ても可愛いかった。
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