①本日罰ゲーム

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    一瞬、春香の言葉の意味がわからなかった。       5秒考えて両想いだとわかった。   その間ずっと前だけを見つめていた俺の目が、左隣にある照れたように少しうつむく春香の顔をとらえた。   「…びっくりした?」   そう言って上目使いではにかむ春香の顔が、この時俺の中にハッキリと刻まれた瞬間だった。
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