弱み

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放課後… 生徒会が終わり、殆ど人気がなくなった頃、南は教室に向かった。 ガラガラ… 教室のドアを開けて教室に入った。 夕日が差し込む光りの中、誰かが見えた。 南『…?誰?』 そこにいたのは玲だった。 南『先生?何して…』 玲『花澤さん?どうしたの?』 何か作業をしていた玲に南は近づいた。 近付くと玲は生徒に落書きされた机や椅子を拭いていた。 玲『どうしたの?』 南『いえ、なんでもないです。』 そういって出ていこうとした南の腕を掴んだ。 玲『あのメールの相手を探してるんだろ?』
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