――第四章――後悔

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――キーンコーン― チャイムがなった。 急にあの日の事が思い出される…… あの時一樹に言っていたら今どうなってる?一樹と仲良くしてるかな? ふと、一樹は私をどう思ってる?など思ってしまい、「一樹、一樹は私の事好き?」と、何の前ブレなくいきなり一樹に言ったので、一樹はキョトンとしている。 「…僕は、由香………」 一樹がいいかけたとき、菜穂の呼ぶ声が聞こえた。 「ゆーかー早くー!次社会だよー!」いつにも増して急かしている菜穂。 ――「ごめん、放課後中庭でね。」 だけ言い残し、菜穂のもとへと向かった。
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