――第二章―― 友達以上恋人未満

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すると、菜穂が「まぁ良いじゃん☆それよりお昼食べよう~お腹すいたぁ。」 「あ、僕一緒に食べてもいいかな~?」 「うちは、バリバリダイジョーブだよ!由香は~?」 なんか勝手に話し進んでるけどまいっか…「うん!一緒に食べよう。」 ――なんだかんだで私一樹の事が好きなのかもしれない。こんな気持ち初めてだし、恋なんか…したくなかったからな… そんなこと思ってたらいつの間にかチャイムがなってた。―キーンコーンカーンコーン― 「今日5限目までだよね~由香一緒に帰ろ~!」 「ん…ごめん、今日は残らなきゃだから。」 ちぇっ、と菜穂が言い、じゃあ…と一樹に話しを振った。「いーつきーくん♪」 「何だよ気持ちわりぃ。なにか?」 「一緒に帰ろうよ~フフフッ」不気味な笑みを浮かべながらは、さすがの私も怖いと思った。 「方向逆だろ??」 ごめんなさいねぇ~とか言って笑ってる菜穂。 何だか私、取り残された気分……。つまんないの。
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