彼は甘えた症候群

普遍と私の方程式

『なかなかやるじゃん…てかするじゃんこのワンピース。』
そう愚痴りつつ、とりあえず帰ることに。

『前まで電車で3駅だったのに4駅になりやがって…。』
新たに駅が作られ時間が伸びてしまったのだった。

普遍嫌いだが自分の損する変化は受け入れない麗であった。

そんなこんなで、自分の街へ帰ってきた。子供料金で。

出掛けたのが昼前だったので帰ってきたのが3時という何をするにも半端な時間だった。

『…ハァ…帰ろ…。』

駅を出て駐輪場へ向かう途中だった。

私の人生が…180度変わった瞬間だった。