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「いってぇ~さぁ!!何すんだこのパンダジg…」
ラビが最後までいい終える前にブックマンはまたラビに飛び蹴りをくらわした。
今度は先程よりも蹴りが強く、ラビはぶっ飛んでいった。
「たわけ者が。」
「で、いぃかい?」
「あぁ、すまんな…コムイ。」
ブックマンが謝罪をするとコムイは先程の説明をし始めた。
その説明によると、二人でペアを組んで鬼ごっこをやるとの事だ。。俺達はどうやら逃げる側らしいのだが、肝心の鬼はと言うと…
「んで、鬼は誰なんだよ。」
「神田君、そんな急かさなくてもちゃんて言うって!」
「ぅるせぇ…さっさと教えやがれ!」
「しょうがないねぇ全く。……………それで、鬼の事なんだけどね。鬼は彼等ノアにやってもらうよ?」
コムイがそう言った瞬間にバンッと音をたててドアが開いた。
ゆっくりと振り向くと、そこにはこの黒の教団にいるはずのないノアがいた。
案の定、エクソシストは驚きのあまりに唖然としている。
「アレ~ン♪会いたかったよぉ♪」
アレンに惚れているらしい、ノアの一族の1人、ロード・キャメロットがアレンに抱き着いた。
「………ッ?!」
そしてその後方でタバコを吸っているのがビン底メガネことティキ・ミックが立っている。
「本当にロードは少年の事が好きなわけね。」
ふぅ、と煙りを吐いてニヤリと笑い口を開いた。
「俺はどちらかと言うと…そこの美人さんの方が好みなんだけどね。」
コツコツと足音をたてて神田に近づき上顎をくいっと向けた。
「…ッ…触んじゃねぇ!!」
神田がそう言うと同時にティキの手を払いのけた。
それを見たラビは神田の方へ行き神田の前に立った。
「ユウにちょっかいだすなさ。」
物凄い目付きでティキを睨むとティキはまたニヤリと笑い口を開いた。
「おー怖い。」
その一言だけ言うとティキの後ろのドアからジャスデビが談話室に入ってきた。
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