家出

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私はある日、電車に乗っていた。 車内は夕方にもかかわらず、ガラガラだった 私は長いイスの一番右端に座っていた。車内は会社帰りのサラリーマンばかりで約20人程しか乗っていなかった 少し疲れ気味の私 ぼけ~っと外の景色を見たり、車内の広告を見たりしていた そんな私の隣にあきらかに様子のおかしい男の人が俯きながら座った。 …ん!? 何かがおかしい… 男はなぜかガラガラのイスにもかかわらず、私にぴったりくっついて座ってきた。 気持ち悪っ。 私は俯く そして、男は手に持っていたコートをあきらか不自然に私と自分の膝にかけた 何なんだ!? すると コートがもぞもぞした コートの下から男はなんともいえない位いやらしい手つきで私の内太ももを撫でる…
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