理由
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いきなり敬語じゃなくなったから少し驚いたが、 俺は話を続けた。 「選ばれた?」 「そうだ。君は選ばれた。選ばれたから君は能力者になったんだ」 「誰に選ばれたんだよ」 「『地球』に……だ」 「地球!?」 「そう。地球。君は地球に選ばれた。地球のエネルギーを調節するために。そして…」 少し間をおいて話を続けた。 「そして、人類の滅亡を阻止するために」
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