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振り返るとやはり後ろにはあいつがいた。 水野リョウ。 成績は学年2番で、クラスの代表。おまけに家は超金持ち。 サラサラヘアーで、いつもニコニコしている、世間で言うイケメンだ。 学校では唯一のマシな人間だ。 不思議そうな顔をしていた俺にリョウは言う。 「君が帰るなら、僕も帰るよ」 こうして俺達は教室から出た。
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