4/6
前へ
/39ページ
次へ
「ん…ぁふ…あっ…」 雷は水斗の感じる所を重点的に攻める。 紅く起った乳首を執拗に責め、とめどなく溢れる水斗のあえぎ声に酔いしれる。 「ん……雷…もう…」 限界を訴える水斗を無視して愛撫を続ける。 「ら…い…やぁ…」 我慢出来なくなったのか、水斗ははちきれそうな自分自身に手を伸ばす。 雷は始めに少し扱いただけで、その後はそこに触れていないのだ。 水斗の蕾を味わっていた指を抜き、水斗の触れる寸前の手を掴みシーツに縫い付ける。 「駄目」 「や……なん…で……」 邪魔をされ、イきたくてもイけない水斗は苦しそうに睨む。 涙と快感でうるんだ瞳では、全くの逆効果だとも知らず。 「その目はヤバイって」 「ん……な…に…」 感じすぎて、水斗は雷が何を言っているのかわからないようだ。 「そのまま感じてな」 雷は自身を水斗の後ろに当てる。 先走りの蜜を塗り付けるように自身で縁を撫でる。 「ぁん……はや…く…」 水斗は両手を伸ばし、誘うように雷の首にしがみ付く。 「ああ…挿れるぞ」 雷も我慢の限界で、十分にほぐした蕾に一気に突き入れた。 「あぁぁぁ…」 水斗は入れただけでイってしまったようだ。 「クッ…」 ヒクつき纏わりつく内襞の締め付けに逆らうように、雷は腰を動かす。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

135人が本棚に入れています
本棚に追加