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魔王……隣近所だからここまでの旅の思い出は皆無だ
「よく来た、勇者ああああ」
「その名前で呼ぶの止めようか」
「勇者ああああよ、ここまで来たことを誉めてやろう……ふははははははっ!」
無視かよ
「ふ、ありがとうよ。ただ、誉めるのはまだ早いと思うぜ」
「そうだな……わしを倒せたら、か……いいだろう、決着を着けてやろう!わしの1111体目の屍となれぃ!ふははははははっ!」
「お前笑いすぎ」
「あ、やっぱり?わしもそう思っ」
「てゐっ!」
俺の一撃が馬王を貫く
「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!謀ったな?!」
馬王は脱出を試みる俺に近づいてくる
「だが、わしとて馬王軍の長!ただでは死なん」
とうとう馬王は俺にしがみ付き
「馬王軍に栄光あれ~!」
俺と共に自爆した
一瞬の出来事だった
俺にはわけが分からなかった
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