‐運命の少年‐

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通学路―― ハルカとカツヤがシュンスケを待っている。 カツヤ「あ!シュンスケ来た!」 シュンスケ「お前らここで何してんの?」 ハルカ「いいじゃん! 一緒に学校に行こうよ!」 シュンスケ「別々に行ったって、 教室で一緒になるだろ…。」 3人は合流して歩く。 途中、 ハルカとカツヤはくだらない話に盛り上がるが、 シュンスケは無口に歩くだけだった。 ハルカ「でさぁ! 担任がやめろってゆうからぁ――」 その時、 ハルカの横に何かが突然落ちてくる。 カツヤ「うッ、ウワァッ!?」 シュンスケ「!!?」 ハルカ「え?」 隣には、 恐竜の様な体型と顔の生き物が息を荒だてていた! 背中に翼があり、 尻尾も生えている。 ギョロリとした目は大きく見開き、 腕が太く、逆に足は細く締まっている。 立ち上がったその怪物は、 威嚇する様に大きく吠えた! 「ガルルガァッ!!」    
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