111人が本棚に入れています
本棚に追加
通学路――
ハルカとカツヤがシュンスケを待っている。
カツヤ「あ!シュンスケ来た!」
シュンスケ「お前らここで何してんの?」
ハルカ「いいじゃん!
一緒に学校に行こうよ!」
シュンスケ「別々に行ったって、
教室で一緒になるだろ…。」
3人は合流して歩く。
途中、
ハルカとカツヤはくだらない話に盛り上がるが、
シュンスケは無口に歩くだけだった。
ハルカ「でさぁ!
担任がやめろってゆうからぁ――」
その時、
ハルカの横に何かが突然落ちてくる。
カツヤ「うッ、ウワァッ!?」
シュンスケ「!!?」
ハルカ「え?」
隣には、
恐竜の様な体型と顔の生き物が息を荒だてていた!
背中に翼があり、
尻尾も生えている。
ギョロリとした目は大きく見開き、
腕が太く、逆に足は細く締まっている。
立ち上がったその怪物は、
威嚇する様に大きく吠えた!
「ガルルガァッ!!」
最初のコメントを投稿しよう!