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さっきのカツヤとハルカを軽く突き飛ばすほどの怪物。
少年の一撃などが、
ダメージを与えるハズはない。
しかし…!
怪物は意図も簡単にシュンスケのカウンターで、
思いきり吹っ飛ばされた!
「グガァッ!?」
ズサァ…!
衝撃で飛ばされた怪物が、
道路のアスファルトを擦るように滑る。
怪物はこの状況に驚きを隠せない…。
シュンスケ「ふぅ…!ふぅ…!
このバケモン…!
ユウキさんの言ってたモンスターか?」
上体を起こした怪物がシュンスケを睨み、
そして…、ニヤリと笑む。
「ヤハリ…、
“レグナ”サマダ!
…目ヲ醒マサズ、
コノパワー…。覚醒サセタラ…!」
シュンスケ「――覚…醒…!?
…レグナ!?」
悲劇が襲う。
怪物は確かに…、
シュンスケに向かい…、
レグナと呼んだ――
運命の少年が――
――未来を歪ませる。
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