∽第2章∽ ―時空を超えて―

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(何故チップが…)物凄い勢いで飛んで行く光の線をただただ驚きながら見ている。 「どうした?バン助、顔色が悪いぞ?」「嫌大丈夫…(バン助?)」大きい方が、心配そうにしているが、バーミリオンは、つっこむどころじゃなかった。 「こっち来るっす!」小さい方が、上を指差している。 「なに!?」 大きい方は、振り向きながら、抜刀して、刀を横にして光が落ちて来るのを必死に防いでいる。 「蝶八…バン助を連れて早く逃げろ」小さい方(以下蝶八)は、眉をハの字にし 「でもそれじゃぁ親分が!」 (キギキギ)光との押し合いで、刃が凄い音を立てている。
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