∽第一章∽ ―旅立ち?―

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振り向きながら、警備員(?)は、ポケットに手を入れる。先がラッパ状になったストローを出し、くわえる。 目の前で、マシンガン大のレーザー砲を構えた警備員が、銃でも出すのかと気を張っていた様だが、先からシャボン玉が出て来て、一瞬キョトンとする。 「ハッそんなシャボン玉なんぞ出して降参でもするのかな?」余裕こく警備員に「そう思うなら触れてみろ」「なにぃ!?」シャボン玉が銃口に引っ付く 警備員は、ムカムカしながら、「こんなもの、あれ?プルプルしてない!?」「そうとも凝固するシャボン玉!今はただのガラス玉」
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