ダンデライオン

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      ある雨の日、寂しがりライオンは、小さな金色の石をお土産に、友達の待つ丘へ向かっていた。       「こいつはお前によく似た色だ。きっと喜ぶぞ!」       寂しがりライオンは、胸を弾ませながら、橋を渡っていた。       雷鳴が響いていた。      
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