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ライオンは一人、サバンナを彷徨っていた。
「何で俺は嫌われるんだ?何もしていないじゃあないか。王様と呼んだのも、お前たちの方だろう。」
王様の周りには、家来がいる。
少なくとも一人じゃないんだ。
でも、ライオンの周りには誰もいなかった。
「俺は・・・何も悪くはないのに・・・。俺だって・・・友達が欲しいだけなのに・・・。」
誰にも知られずライオンは、大きな木の下で、毎日涙を流して眠っていた。
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