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バイトから帰ると、一通の手紙が届いていた。
疲れた体を引きずるようにして部屋に戻り、手紙を読むことにする。
上着を椅子に掛けてベッドに寝転がった。
正直そのまま一眠りしたかったが、なんとなく手紙が気になった。
宛先はきちんと俺なのだが…
送り主の名前が書いてない。
封を切って中身を読む。
…一度手紙から目を離した。
というか自分の目を疑ってしまった。
それは母からの手紙だった。
ベッドから跳ね起き、机に座って真剣に読み出す。
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