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僕は彼女のおやつのどら焼きをつまみながら、僕のからの電話を待った。
しかし、おやつにどら焼き8個ってどうなのだろうか。これだけ食べているくせに体型を維持できているのはロボットだからだろうか。
不思議だ。
***
それから一時間ほど経って、ようやく野比家の電話が鳴った。
ドラえもんはハッとして部屋から飛び出し、電話まで駆けていくとみせかけて踏み留まる。
彼女は何やら深刻な顔でうつ向くと、そのまま部屋に戻った。
結局電話は鳴り続け、ママがそれを取った。
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