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ブリタニアの名門貴族ブリタニア帝国のゴットバルト家
「よし、準備もできたし出発をしようか」
と、ゴットバルト家の長男ジェレミア・ゴットバルトは言った。
しっかりと整った髪そして、どこか自信がある顔している。
ギィー・・っと扉が開く音がした。
「お兄様もう行かれるのですか?」
そこには美しい容姿をした女性の姿があった。
そう彼女はリリーシャ・ゴットバルト。ジェレミアの妹である。
「おおぅ我が愛しの妹リリーシャではないか、心配でもして来てくれたのか?」ジェレミアはリリーシャに近ずき頭をなでる。
「いえ心配などしてはおりません、私はただ母上と父上に兄上の様子を見てこいと言われただけです。」とリリーシャはすぐに答えた。
「ふ~う、父上も母上もまったくの心配性だな。私なら大丈夫だと言うのに。」ジェレミアは呆れた顔をして喋った。
「そんな事を言わないで下さい兄上、父上と母上はただ名門貴族ゴットバルト家の長男として恥をかかないかと心配してるんですよ。」っとリリーシャは何食わぬ顔で答えた。
「それなら心配いらないぞ、私が誰だと思っているんだ、父上と母上は何を考えているんだ」自信がありそうな顔でジェレミアは答えた。
「まったく兄上はいつも自信おありな態度をしますね。頑張って下さいね。最初の大事な入隊式なんですからね。」微妙に心配そうな顔してリリーシャは言った。
「ハッハッハッ大丈夫だよ。では行って来るぞ我が愛しの妹リリーシャよ」腕をリリーシャに振りながらジェレミアは家を出ていった。
「行ってらっしゃいませ兄上。」っとリリーシャは言ってジェレミアは軍の基地に向かった。
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