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「じゃあ、一人一人自己紹介してくれ。まず、ベイトから。」
そう言われ、一人の少年が立ち上がった。
「俺はベイト。皆同じような立場だろ?よろしくな。」
とてもさっぱりした少年だ。
「じゃあ次。アクト、タクトな。」
二人が立ち上がった。
「ア、アクトです…よ、よろしく…」
「タ、タクトです…よ、よろしく…」
とてもおどおどしていた。兄弟なのだろう。見た目が似ていた。
「次、ヒューズな。」
そう言われ、最後の一人が立ち上がり、
「ヒューズだ…」
と言い座った。なんだか無愛想な感じだ。
最後にユウキが、
「僕はユウキ。皆よろしく。」
と自己紹介した。
グロウス「じゃあ雑談でもして、仲良くしてくれ。」
と言い、食堂を出ていった。
雑談をしていると、徐々に皆の性格が分かってきた。
ベイトは強気で熱血漢。アクト、タクトは臆病で弱気。ヒューズは冷静無口。そんな感じだ。
グロウスの話によると、将来的には、この五人でチームを組むらしい。
ユウキは正直不安だった。
そして、次の日、連邦軍の訓練が始まった。
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